いきなりだが、インデックス投資というのは「自分の未来にお金を送る行為」だ。
今の自分のお金を、タイムマシンのように未来の自分へ送る。 送れば送るほど、「複利」という強大な力が働き、雪だるま式に資産は増えていく。
しかし、ここに大きな罠がある。 複利の力に目がくらみ、お金を投資に回しすぎると、肝心の「今使えるお金」が極端に少なくなってしまうのだ。
今回は、まだ大学生である私が直面している、この「インデックス投資における今と未来のバランス問題」について、私なりの葛藤と現在たどり着いた「最適解」について語ろうと思う。
1. 「複利の魔力」と今の貧しさ

投資を勉強すればするほど、複利の効果は魅力的に映る。「今我慢して投資すれば、30年後は〇〇万円になる…!」そう考えると、ついつい財布の紐を締めたくなる。
いやーーーーーーーーー、正直に言うと、欲望に負けそうになる。 全財産を未来に送りたくなる。
しかし、それに目がくらみすぎてはいけない。 未来の自分が裕福でも、今の自分がスカスカの生活をしていては意味がないからだ。「今も未来も楽しむ」。この資本主義社会で自由に生きていくために、このバランスをどう取るかは、我々投資家にとって永遠の難題である。
2. 大学生の私の「資金の使い分け」戦略

この難題に対し、現時点での私の戦略はシンプルだ。「資金の性格によって色分けをする」ことである。
- 投資に回すお金: 今まで貯めていた「お年玉」などの完全な余剰資金
- 今使うお金: バイトで汗水垂らして稼いだお金
基本的に、バイト代は旅行に行ったり、美味しいものを食べたり、あるいは銀行預金として手元に残している。そして、生活防衛資金を脅かさない範囲にある「余剰資金(過去の貯蓄)」だけを、投資という名の未来への仕送りに充てている。
社会人になったら、今のバイト代の残りを生活防衛資金に充て、給料のうち「数万円」を投資に回す予定だ。(まだ社会人になっていないので、あくまで予定だが)
若いうちに多くの額を回した方が、複利の効果で将来大きな額になるのは分かっている。それでも、「今しかできない経験」を犠牲にしてまで投資をする必要はないと私は考えている。
3. 最適解?「昇給の50%ルール」

では、収入が増えたらどうするか? ここで、少し前に読んだ本に書かれていた、非常に腑に落ちた考え方を紹介したい。
「昇給の50%を投資に回し、残りの50%を生活水準の向上に回す」
これは画期的なアイデアだと感じた。 例えば、月収が1万円増えたら、5,000円は投資額を増やし、残りの5,000円はちょっと良いランチを食べたり趣味に使ったりする。
これなら、資産形成のスピードを上げつつ、今の生活の満足度も上げることができる。 「投資か、消費か」の0か100かではなく、どちらも取る。これなら長く投資と付き合っていける気がする。
4. 事業収入を「昇給」と捉える
私は現在、バイト以外にも自分で事業を始めている。 この事業で得た収入の増加分を、先ほどの「昇給」と捉え、投資金額を増やすルールを適用している。
今のところ、私の最適解はこれだ。 収入が増えれば、投資も増えるし、今の遊びも豪華になる。モチベーションも維持しやすい。
皆さんは、この「今と未来のバランス」をどう取っているのだろうか? 収入が多い人はまた別の悩みがあるのかもしれないが、限られた資金の中でやり繰りする学生や若手社会人にとって、これは本当に悩ましい問題だ。
まとめ:資本主義社会を自由に泳ぐために
インデックス投資は素晴らしいシステムだが、あくまでツールに過ぎない。 数字が増えることだけに執着せず、この課題と真摯に向き合っていくことが、結果として人生を豊かにする近道なのかもしれない。
これからも私は、この資本主義社会でより自由に生きていくために、自分に合ったバランスを模索し続けていこうと思う。
皆さんの「投資バランス」についても、ぜひ教えてほしい。 めっちゃ気になります。


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