【ファイナンス入門】世界の見方が変わる!「現在価値・リスク・裁定」の3大概念を徹底解説

投資術

興味があれば気軽に読んでいってほしい,ファイナンスがあなたの未来を動かす

「銀行預金に残しておくお金」と「今すぐ投資に回せるお金」

あなたはどちらの価値が高いか、論理的に説明できるか

多くの人は、お金を稼ぐことには熱心ですが、その「お金の価値」自体が時間とともにどのように変動するのか、論理的に理解している人は多くない

今回の記事は、ファイナンスになじみがない人でも、興味があれば気軽に読み進められるよう、平易な言葉で核心を突く解説を目指していく

一方で、すでに投資やビジネスの経験がある方にとっても、復習がてらに原理原則を確認するのにちょうど良い内容とないるため、気軽に読んでくれれば幸いだ

重要概念

ファイナンスの重要概念は主に現在価値、リターンとリスクの関係
、裁定
の3つである

これから学ぶためのモチベーションとして言っておくと、
これらは企業や投資家が合理的かつ論理的に意思決定を行うための土台であり、これを理解すれば、世界の経済ニュースの見方が一変するであろう

これで少しはやる気になっただろうか

それでは一つ一つこれらの概念を説明していこうと思う

1. 現在価値

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お金の時間旅行

ファイナンスにおいて、最も重要な原則が「時間はお金の価値を変化させる」という考え方である

皆さんもなんとなくはわかるだろう
例えばうまい棒の価格が変わってたり、投資で増やせたり、、、

・概念の核心
現在価値計算とは、将来生じる利益(利得)を、現在の価値に換算して比較することである

「1年後に得られる100万円」と「今すぐ手元にある100万円」では、後者の価値が高いなぜなら、今すぐの100万円は投資や銀行預金で増やすことができる運用機会があるためである

なぜこの考え方が必要か
異なるタイミングで発生するキャッシュフロー(お金の流れ)を、統一された基準で公平に比較し、どの投資が本当に儲かるのかを理論的に決定するために必須である

この計算方法によって、様々な金融商品の価格が論理的に決定されることになる

2. リターンとリスク

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金融取引の真の姿

投資家は、リターン(収益)を得る代わりに、必ずリスク(不確実性)を引き受けているこの関係性は、金融取引の真の姿を示している

ファイナンスのリスクは普段使うリスクとは少し違うので注意して読んでほしい

・リスクとは何か?
ファイナンスにおけるリスクとは、「将来、予想していたリターン(利益)が得られない不確実性の度合い」である
リターンを得るには、この不確実性を受け入れなければならない

鉄則: リスクを受け入れることでリターンを得ており、「ハイリスク・ハイリターン」「ローリスク・ローリターン」は金融の普遍的な原則である
(これさえわかってればいい)

・金融資産の売買の正体
金融資産の売り買いとは、そのリターンを期待する代わりに、「その資産が持つリスクを誰が引き受けるか」というリスクの移転行為に他ならない

例えば、株式を売買することは、その企業の成長リスクとリターンを売り手から買い手に移しているのである

要はローリスクでハイリターンなおいしい話は株などでは存在しないということ
もしそんな話を持ち掛けられたらそれは詐欺である

3. 裁定(Arbitrage)

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市場を適正に保つ自動修正機能

裁定とは、市場に存在する一瞬の「抜け穴」を埋め、価格を適正化する強力なメカニズムである

・概念の核心
全く同じ条件(リスク、期間など)で発行された金融商品の価値と価格は、全く同じになるという原理である

・裁定取引の働き
もし、同じ条件の商品Aが100円、商品Bが110円という不当な価格差で取引されていたとする投資家は、リスクゼロで利益を得るために、瞬時に「安いAを買うと同時に、高いBを売る」という裁定取引を行う

この取引により、Aの価格は上がり、Bの価格は下がるため、両者の価格は直ちに一致し、抜け穴的な取引行為は塞がれるのである

結果として、裁定の働きによって、金融商品の価格は適正化され、市場の公正性が保たれているのである


まとめ

現在価値、リターンとリスク、そして裁定この3つは、ファイナンスの意思決定の基準となる考え方である

これらを理解することで、単なる計算ではなく、未来の不確実な状況に対して、いかに合理的で論理的な判断を下すかという「ファイナンス思考」の基礎が身につくのである

次回は3つの重要概念の一つである現在価値の計算について説明していく

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